横浜市のプレミアム商品券(最大2.5万円)ってもらえるの?
あと2ヶ月後(10月)に迫った消費税率引上げ。
それによる買い控えを緩和する目的で、横浜市は「プレミアム商品券」を発行します。
おおー、うれしい!!!
と喜んだものの、ふと疑問がわきました。
それって、もらえるの?
もらえるとしたら幾らぶんぐらい?
そこで、横浜市のWEBサイトを見てみました。すると、まずは「対象者」との情報が。
ページから情報を拾う限り、「対象者」の条件は大まかに言うと以下3つ。
・【大前提】横浜市民の人
・住民税が非課税の(ざっくり年収が少ない)人
もしくは
・0歳から3歳(2016年4月以降生まれ)を子育て中の人
おお、これをクリアすればもらえるの?
と思ったのも束の間。「購入対象者」と書かれていることに気づきました。購入???
そして、「使用可能額」「購入額」といった記載も。。。
ん、なんか貰えるのではなく、買わなくてはいけない類のものっぽい。。。
私の理解が間違ってたら申し訳ないですが、要はこういうことなんではないかと。
- 条件を満たした人が
- 2019年10月1日〜2020年3月31日までの6ヶ月間の間に
- 横浜市内で
- かつプレミアム商品券を使わせてくれる店で
- 25,000円分の何かが買いたくなったら、20%割引(5,000円分)になるよ
と。
「うーん、あ、そうですか。」という感じの気持ちになってしまいました。
「もらえるのか!?」という過度な期待をしてしまったのがそもそもの間違いだった気もします。
しかし、購入価格の20%(最大5,000円分)を浮かせられるのであれば、活用しないわけにはいきません。わが家には10円単位で節約している我が妻がおりますので。
注:横浜市プレミアム商品券についての正確な情報は横浜市のWEBサイト内にある該当ページをご参照ください。
アメリカの教育産業規模は日本の約60倍!!!
今回の要約
日本の教育がこのままいくと、わが子たちは「使われる側」になってしまう。だから、日本(せめて横浜市港南区は)は危機感を持って子供の教育に取り組まなくてはならない。という話です。
矢野経済研究所の調査によると日本の教育産業規模は2兆5000億円ほどだそうです。
2017年度の教育産業全体市場規模(主要12分野計)は、前年度(2016年度)比1.8%増の2兆5,623億円にのぼることが明らかとなった。矢野経済研究所調査
また、2015年7月の記事とちょっと古めですが、米コンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」が発表した記事によると、アメリカの教育産業規模は約150兆円とのこと。
日本との差、なんと約60倍!!
アメリカの人口は約3億2000万人、日本が約1億2000万人。
人口比だと約2.6倍ほどの差しかないのに、教育産業の規模は約60倍の差です。
大丈夫なんでしょうか?日本の教育。
横浜市には「横浜教育ビジョン2030」というものがありますが、その内容は「プログラミング教育に昨年比で10倍の予算をつけます!」といった「おお!」と思うものはあまりなく、おそらくは他の行政区と同じような総花的なものになっています。
うう、残念。。
だからといって指をくわえて見ているだけでは、我が子たちが不憫でなりません。何か自分でできることを考えてみたいと思います。
公立校なのに!各校でだいぶ違う【生徒1人あたり教師数】
今回の要約
港南区の小学校は21校ありますが、その教員数や生徒数には大きな違いがあり、結果的に子どもたちの成長環境にも大きく影響を及ぼすんではないか?という話です。
横浜市のWEBサイトには学校現況という学校に関する統計データのページがあります。
区ごとの学校数や生徒数、教師の数などの情報を確認できます。
たとえば、区ごとの生徒数であれば、こんな感じで。
この統計データ見ていて気になったのは、
各区ごとに、もしくは各学校ごとで生徒1人あたりの先生の数は変わらないのかな?ということ。だってですよ。市が運営する公立校なのだから、とうぜん平均化されているのでは?と思うわけです。
ということで、港南区とその左隣りの戸塚区をまずは比べてみました。
【小学校】
港南区:先生1人に生徒約15.8人 (生徒数 10,153人/教師数 644人)
戸塚区:先生1人に生徒約16.3人(生徒数 14,500人/教師数 888人)
【中学校】
港南区:先生1人に生徒約12.8人(生徒数 5,091人/教師数 398人)
戸塚区:先生1人に生徒約15.4人(生徒数 6,381人/教師数 414人)
あ、小学校はさほどの差がないものの、中学校はちょっと差がある。小学校、中学校ともに先生1人が見る生徒数は港南区の方が少ない数値になってました。
となってくると、次は港南区内の学校ごとにも数値にギャップがあったりするのか?と思いはじめてしまいます。
そんなわけで、調べてみました。
なんと!!!
先生1人あたりで約22.1人の児童を見なくてはいけない港南台第一小学校があるかと思えば、先生1人あたり約10.4人の小平小学校まで、その数値はかなりバラバラです。。。もう少し近しい数値になるかと思っていたんですが。。。
まあ、もしかすると、
小平小学校の先生は何か他の負担がかかっているのかもしれませんし、港南台第一小学校の児童たちがあまりにも聞き分けが良すぎて先生の負担がかからないのかもしれません。きっと私が窺い知れない特殊な事情が色々とあるのでしょう。でも、やっぱり気になります。「なんでこういう差になるの?」と。
これも恐らくなんですが、横浜市のWEBサイトを見ているだけでは、その理由はわからないきょうな気がしています。ややこしくて面倒な一市民が統計データを加工して、折を見て、以下に問い合わせをしてみるしかなさそうですね。。
ちなみに、上記の教員数は以下の教員種類より本務教員にあたる数値を抽出しています。
◆本務教員
辞令により俸給が支給されており、週38.75時間以上で勤務する教員
◆兼務教員
辞令により俸給が支給されており、週38.75時間未満で勤務する教員
◆特別支援学級担当教員
学校教育法第81条第2項各号に定める学級を担当し、特別支援教育に直接従事することを本務とする教員
◆産休代替教員
女子教職員の出産に際しての補助教職員の確保に関する法律第3条1項又は第5条によって任用された教員
◆育児休業代替教員
地方公務員の育児休業等に関する法律第6条第1項によって任用された職員
また、今回で比較した横浜市港南区の小学校一覧です。数値が大きいほど、先生1人あたりが見る児童数が多いということになります。
港南区の小学校 | 先生1人 あたりの 児童数 |
港南台第一小学校 | 22.1 |
永野小学校 | 21.4 |
下永谷小学校 | 21.0 |
吉原小学校 | 20.4 |
南台小学校 | 20.3 |
相武山小学校 | 20.3 |
桜岡小学校 | 20.1 |
日限山小学校 | 20.1 |
上大岡小学校 | 18.6 |
下野庭小学校 | 18.0 |
日下小学校 | 17.9 |
港南台第三小学校 | 17.9 |
永谷小学校 | 17.9 |
丸山台小学校 | 17.2 |
芹が谷南小学校 | 17.0 |
日野南小学校 | 16.7 |
日野小学校 | 16.6 |
野庭すずかけ小学校 | 14.9 |
芹が谷小学校 | 14.1 |
港南台第二小学校 | 11.5 |
小坪小学校 | 10.4 |